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トランス脂肪酸とは?人間が受ける影響と多く含む食品トップ10!

マーガリン 脂質

トランス脂肪酸は、近年非常に問題視されている成分です。

危険視されているにも関わらず、私達人間は非常に多くのトランス脂肪酸をしょっちゅう摂取しています。

トランス脂肪酸を摂りすぎると、一体どんな弊害が起きるのでしょうか。

トランス脂肪酸を多く含む食品をランキング形式で紹介しつつ、歴史なども紐解きます。

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トランス脂肪酸とは?

トランス脂肪酸とは、油脂を加工・精製する工程で出来る脂肪酸。

天然の食品には、ほとんど含まれません!

 

  • マーガリン
  • ショートニング

に多く含まれ、またこれらを原材料にしている

  • パン
  • ケーキ
  • 揚げ物

にも含まれています。

揚げ物は、油にトランス脂肪酸が含まれています!

 

なぜ、ここまで調理に使われるのかというと、酸化による劣化が少ないから。

更に、安価で料理が作れるから、という利点です。

 

元々、食べ物が今のように豊富でないナポレオン3世の時代に牛脂に牛乳などを加えて硬化したものを、フランスの薬剤師が開発。

薬剤師の肩書は科学者および発明家とあります。

 

当時からバターは非常に貴重な食材。

しかし、ナポレオンの時代は戦争が続き、食料が乏しい時代。

 

何とか、安価でバターのような食料ができないかと考案されたのが、マーガリンです。

そこからマーガリンは、料理に使いやすい食材だとして人気を高めました。

 

しかし、そのマーガリンの原材料である【トランス脂肪酸】には、人間に害を及ぼすことが発見されました。

 

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トランス脂肪酸の影響

過剰摂取する事で

  • 悪玉コレステロールを増やす
  • 体脂肪を増やす
  • 心臓病のリスクを高める
  • 認知機能低下
  • 不妊症のリスクが高まる

などの症状があります。

 

WHO/FAOの2003年のレポートでは

トランス脂肪酸は心臓疾患のリスク増加との強い関連

が報告されています。

 

WHOの2003年のレポートでは、トランス脂肪酸が心臓疾患のリスクを増加すると発表。

摂取量を、全カロリーの1%にする事と勧告。

 

トランス脂肪酸の摂取を減らすことで

  • 毎年1万~2万人の心臓発作
  • 3,000から7000人の心臓病による死亡

を防ぐことができる、とアメリカで報告されています。

 

アメリカでは、トランス脂肪酸の

  • 量の表示義務
  • 使用規制

が行われています。

 

日本では、1日当たり約2グラム未満が目標量。

そのため、マーガリンの各メーカーはトランス脂肪酸を抑えるようになりましたが、その分飽和脂肪酸が増えました。

 

飽和脂肪酸とは?

 

これも過剰摂取すると身体に害を及ぼす成分。

日本では、飽和脂肪酸の摂取が平均的に多いそうです。

そして、今後も更に増加するであろうとも言われています。

 

また、妊娠中にトランス脂肪酸を大量に摂取すると、子供にもトランス脂肪酸が影響することが分かっています。

 

2023年までに、トランス脂肪酸は根絶するとWHOは考案中。

アメリカ合衆国では、トランス脂肪酸を使わないようスナック菓子製造者に対して訴訟を起こしたり、トランス脂肪酸の使用規制を定めています。

 

ちなみに日本では、マーガリンよりも

  • お菓子
  • パン

などの方が、トランス脂肪酸が多く含まれています。

※近年、大手企業はトランス脂肪酸の少ないパンやお菓子の製造に力を入れています。油の研究をしている大手ファーストフードも多々あります。

 

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トランス脂肪酸が多い食品

食品 トランス脂肪酸(g/100g)
ショートニング 13.6g
マーガリン 7.0g
クリーム類 3.0g
バター 1.9g
ビスケット類 1.8g
食用調合油・なたね油 1.4g
ラード・牛脂 1.3g
マヨネーズ 1.2g
チーズ 0.8g
ケーキ類 0.7g
スナック菓子類 0.6g
牛肉 0.5g
アイスクリーム 0.2g
菓子パン 0.2g
食パン 0.1g
チョコレート 0.1g
即席中華めん 0.1g
油揚げ・がんもどき 0.1g
練乳 0.1g

※2010年度「食品に含まれるトランス脂肪酸の 評価基礎資料調査報告書」より

 

  • ※ビスケット類にはビスケット・クッキー・クラッカー・パイ・半生ケーキが含まれる
  • ※ケーキ類にはシュークリーム・スポンジケーキ・ドーナツが含まれる
  • ※クリーム類にはクリーム・乳等を主原料とする食品(生クリーム)・コーヒー用クリーミング等含まれる

 

ショートニングですが、これはどんな食材に使われているかといいますと、ファーストフード店で食べるフライドポテトなどの揚げ油に使われています。

理由は、ポテトがカラッと揚がり、長持ちするから。

ファーストフード店だけでなく、揚げ物を扱う場合にショートニングを使う事が多いです。

 

そのため、

  • フライドポテト
  • ナゲット

などの揚げ物は、トランス脂肪酸が多いと言われています。

 

但し、全てのファーストフード店の油にトランス脂肪酸が含まれている訳ではなく、ショートニングを使わずに、パーム油100%で対応している会社もあります。

 

ドーナツ専門店大手「ミスタードーナツ」では、2007年12月より油脂を切り替え。

ドーナツ1個当たり、平均1〜1.5g含まれていたトランス脂肪酸を、平均約0.25gまで低減しました。

 

マーガリンを製造している大手「明治」なども、トランス脂肪酸が減少したマーガリンを2018年より販売。

各会社で様々な工夫はされていますね!

脂質とは?種類と多く含まれている食べ物まとめはこちら↓↓

 

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まとめ

ファーストフードなどのジャンクフードや、コンビニでのから揚げなどは、手軽にすぐに食べれて、なおかつ美味しい^^

ついつい、小腹が空いた時や時間のない時に買ってしまいがちですが、トランス脂肪酸がここまで含まれているとなると、しょっちゅう食べるのと健康被害が起こる可能性も否めません。

若いうちは、このような食べ物を食べても、身体に何の変化もないので気づきにくいですが、年齢を重ねると、様々な健康被害が起きます。

トランス脂肪酸を少しずつでも定期的に摂取していると、それも体への弊害が起こる可能性もあるので、出来る限り食材選びは慎重にいきましょう!

私は、スポーツフードアドバイザーの資格を取る前は、毎朝マーガリンをトーストに塗っていましたが、今はバターすら塗っていません。

そうしたら気づいたんです。

パンって、何もつけなくても美味しいということに。

でも、パンそのものにも、トランス脂肪酸が含まれています。

健康な毎日を送るために、家族の健康を守るためにも、食材選びを頑張りましょう!

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